内視鏡診療センター

内視鏡診療センターでは、当院外来診察により内視鏡検査が必要と判断した場合、あるいは他院からの紹介により検査が必要な場合に、内視鏡を使用し各種検査を行います。当クリニックでの内視鏡検査は
1.安全で苦痛の少ない検査
2.病変を正確に診断する事
3.素早く検査を終了できる

をモットーとしています。

内視鏡

以下に当てはまる方は、必ずお申し出ください

・心疾患、緑内障、前立腺肥大、アレルギー体質、肝炎、のどが痛い方
・胃の手術を受けた方、人工透析中の方
・血液をサラサラにする薬(ワーファリン・パナルジン等)を服用されている方
・以前に内視鏡検査を受けた際に、苦しかった方

内視鏡を受ける方へのメッセージ

初めて内視鏡検査を受けられる方には不安はつきもの!当院の内視鏡検査は、リラックスした状態で検査を受けて頂けるよう様々な工夫をしております。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)

経口内視鏡(口から内視鏡を挿入する方法)

基本は鎮静剤を使用します。そのため、不安や緊張がほぐれ検査中の苦痛も軽減されます。なかには検査終了後「もう終わったの?」と検査を受けていた事を忘れてしまう方も!

経鼻内視鏡(鼻から内視鏡を挿入する方法)

近年経鼻内視鏡での検査を受ける方が増えています。どちらの方法が楽に出来るかは個人差がありますが、内視鏡検査を初めて受ける方で鼻の病気がない方は、経鼻内視鏡での検査はお勧めです。


大腸内視鏡(肛門から内視鏡を挿入する方法)

リラックスした検査前を過ごして頂く部屋として、前処置室を設けました。個人専用のトイレとリクライニングソファーがあり、テレビも完備しております。検査直前に点滴を行い、必要に応じて鎮痛剤・鎮静剤を使用します。ノロウイルス・インフルエンザ等の流行る時期を除き、検査後の「お口なおし」サービスもおこなっております。お楽しみに!

内視鏡検査と聞くと、怖いし辛い検査と思われる方が多いのではないでしょうか。そんな気持ちを少しでも緩和出来たらという思いで、私達は内視鏡検査に取り組んでいます。日本消化器内視鏡学会専門医として、30年以上の経験を持つ当院院長にお任せください。
些細な事でも構いません。こうして欲しいと言う要望にも出来る限りお応えします。不安な気持ちや心配な事がありましたら、ぜひ看護師にお話しください。内視鏡検査を受けた事がある方無い方、そしてどこで内視鏡検査を受けようか迷っている方は、ぜひ当院の内視鏡検査を受けてみてください。

精一杯の対応をさせて頂きます。

看護師一同

使用するカプセル内視鏡

カプセル内視鏡とは

カプセル内視鏡は、超小型カメラを内蔵したカプセルをお薬やビタミン剤のように飲み込むだけの内視鏡検査です。カプセルは消化管内を通過しながら画像を撮影し、画像をデータ記録装置に転送します。記録された画像をもとに医師が病気の有無を診断します。

大腸カプセル内視鏡

大腸カプセル内視鏡

小腸カプセル内視鏡

小腸カプセル内視鏡

他に使用する内視鏡

高精細内視鏡

ハイビジョン対応の高画質電子内視鏡のことで、スコープ先端に装着されたCCDという装置により、光学情報をデジタル電気信号に変換し様々な解析を可能にしています。

拡大内視鏡

粘膜面を100倍程度まで拡大して観察できる内視鏡のことで、より詳細な粘膜表面構造観察が可能となり、微小癌の確実な診断につながります。

画像強調内視鏡

内視鏡の照射光や観察光の波長を操作して画像強調を行い、微細な粘膜表面構造や血管走行などを特異的に観察する方法で、しばしば拡大観察と組み合わせて用いられます。

極細内視鏡

通常の内視鏡(直径約10mm)に比べて径が細い(約5mm)ので鼻からも挿入でき、検査中舌を圧迫しないため苦痛(ゲーッとくる反射)が少ないのが特徴です。苦痛が少ないため鎮静剤が必要ありません。

大腸カプセル内視鏡

小腸カプセル内視鏡

小腸カプセル内視鏡

上部消化管内視鏡検査の前に気を付ける事

検査の前日

●夕食は固いものを避け、消化の良いものを午後9時頃までに済ませてください。それ以後は何も食べないで下さい。

検査の当日

●朝食(ごはん、パン、味噌汁など)は、絶対にとらないでください。
●牛乳、ジュース、日本茶、紅茶、コーヒーなどは飲まないでください。

来院のご注意

●なるべくゆったりした服装でおこしください。
●濃い口紅はご遠慮ください。
●時間に余裕をみておこしください。検査の都合で開始時間が前後する場合があります。
また麻酔の影響がとれるまでに少し時間がかかります(個人差があります)。

上部消化管内視鏡検査の後に気を付ける事

●食事はお水を少量飲んでむせなければ可能です。
●胃を膨らますために入れた空気が腸に残るので、「お腹が張った感じ」や「鈍い痛み」があるかもしれません。
体を動かしているうちに下からガス(おなら)が出れば治ります。

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